ギニア情報
ギニアの宗教
イスラム教90パーセント、その他クリスチャン、土着信仰など。
モスクしかないのでは?というイメージかもそれませんが、首都コナクリには、セントマリー大聖堂やその他の教会も沢山あります。
ギニアの民族・言語
公用語はフランス語です。
フラ、スス、マリンケ、コノ、その他20以上の民族が共存しており、それぞれ独自の言葉を持っています。首都コナクリでは、多数の民族語を理解する人も多く、基本的にどの民族の人でもスス語での会話ができます(日本でいう東京弁のイメージ)。
ギニア旅行の予定がある方は、「スス語」を学ぶことをお勧めいたします。スス語は現地の人たちと一瞬で仲良くなれるツール。挨拶など簡単な会話を学んでおくと、現地でたくさんの笑顔を見ることができますよ。
イヌワリアフリカ主宰のスス語オンラインレッスン で学べます。
フレンドリーなギニアの人々
ギニアを訪れた人たちが誰しも必ず言う事、それは「とにかくギニアはヒトが良い!」。
ギニアの人たちは外国人にもフレンドリー、陽気で人懐っこくとても親切です。外国人にも気軽に声をかけて交流を楽しもうとしてくれます。
ギニアの気候と服装
ギニアの気候は雨が全く降らない乾季と、毎日雨ばかりの雨季にくっきりと別れています。
乾季の1月〜4月は日差しも強く気温が暑く、ほぼ雨が降りません。それ以外の雨季の期間は涼しく過ごしやすいです。
5月〜9月には3500mmを超える雨量があり、その為ギニアは西アフリカの給水塔と呼ばれています。昼間はスコール、夜には滝の様なすざましい雨が降ることもあります。
首都コナクリは、暖かいトロピカルな気候で、年間を通し半袖とショートパンツ、ワンピース、サンダルで過ごせます。日差しが強いのでサングラスやスカーフ、帽子があると重宝します。夜は肌寒い時もあるので、外出する時は薄い長袖があると便利です。
夕方からはマラリアの原因となる蚊が出てきます。刺されないよう長袖と長い丈のボトムスを身につけることをお勧めします。
地方に行く旅の途中は気温の変化が激しいので、長袖、長ズボン、スカーフがあると安心です。
ギニアの食
ギニアはトロピカルフルーツの宝庫
バナナ、オレンジ、パイナップル、マンゴー、パパイヤ、グレープフルーツ、スイカ、ショップショップなど、カラフルなトロピカルフルーツがいっぱいです。
ギニアの主食はお米
主食はお米、日本人と同じでとにかくお米をよく食べます。
基本ご飯にシチューの様なソースをかけて食べます。リグラという炊き込みご飯もあります。お米はギニア産の他にも、インド、タイ、中国などからの輸入米も多く販売されています。
フォニョというグルテンフリーの雑穀もあり、ご飯と同様ソースをかけて食べます。キャッサバ、バナナ、トウモロコシを原料としたトーリ・フフ・アケケなどは、軽食として食されています。
ギニアの第2の主食・フランスパン?
元フランスの植民地だったからか、フランスパンはギニア第2の主食的存在です。
街の至る所で販売されていて、朝昼晩、いつでも気軽に買うことができます。
ギニア料理
ギニア料理・スープ
soup
野菜、魚、牛肉、チキンなどを煮込んだトマトベースのソース。シチューのような風味です。
ギニア料理・カンシーイエ
sauce aux arachides
野菜、魚、牛肉、チキン、ピーナツペーストで煮込んだピーナツ風味の甘しょっぱいソース。
ギニア料理・ブラガエ
sauce feuille de patate
芋の葉のソース。魚やエビ、牛肉、チキンなどをたっぷりのパームオイルで煮込んだ塩味のソース。
ギニア料理・リ グラ
Riz gras
煮込みご飯。煮込んで甘辛く味付けしたゴロゴロ野菜と揚げ魚や肉をトッピング。
ギニア料理・マレホロ二
茹でた野菜を潰して調理するオクラいっぱいのソースをご飯に添えて食べます。
ケンダーという西アフリカの納豆とも言われているスンバラの粉や唐辛子、パームオイルかピーナツオイルをかけて食べるのが特徴です。
ギニア料理・トーリ
キャッサバが原料のネバネバしたお餅みたいな食感の食べもの。オクラたっぷりのソースをかけて食べます。ソースには蟹や牛の皮、チキンなどが入っています。
ギニア料理・フフ
キャッサバやとうもろこし、バナナが原料のお餅みたいな食感の食べもの。オクラたっぷりのソースをかけて食べます。ソースには蟹や、チキンなどが入っています。
ギニア料理・ア ケケ
キャッサバが原料のパラパラもちもちした食感の食べもの。
揚げ魚、チキンやトマト、キュウリ、玉ねぎをトッピングし、玉ねぎソースをかけて食べます。
ギニア料理・トゲ
豆をトマトペーストで煮込んだ軽食。パンに挟んだりご飯と一緒に食べます。
ギニア料理・ポテトサラダ
マヨネーズ風味の茹でたジャガイモがゴロゴロ入っているポテトサラダ。
キュウリ、トマト、生玉ねぎ、サラダ菜、時にはアボガドが入っています。
ギニアの暮らしと文化
服のオーダーメイドの習慣
街の至る所に仕立て屋のアトリエがあり、自分の好きな布を持ち込み、オーダーメイドで服を仕立てる習慣があります。
しかし近年、輸入された既製品や古着を着ている人の割合が高くなっています。
ギニアの暮らし
インフラ整備が整っておらず首都コナクリでさえ電気や水道が通っていない家庭がほとんど。
洗濯板での洗濯、炭や薪で調理するなど昔ながらの生活様式が残っています。
イメージは日本の昭和初期、外壁のない長屋で暮らすような家庭が多いです。地方では、それぞれの民族に伝わるさまざまな様式の丸い家屋、コンクリート、レンガ造りの家などが見られます。
その一方、まるでここはハリウッドの豪邸?のような邸宅もあり、とってもゴージャスな暮らしをしている人も沢山います。ギニアは貧富の差がとても激しいのです。
ギニアの豊かな伝統音楽文化
ギニアは太鼓ジャンベ発祥の地と言われ、実は伝統音楽、ジャンベとアフリカンダンスで世界的に有名な国。乾季の時期になると多くの外国人が世界中からギニアやダンス修行目的に集まります。
週末になると結婚式や命名式の祭りで演奏される太鼓の音があちらこちらから聞こえてきますよ。
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ギニア旅行で最も役に立つものの一つが現地語のスス語で挨拶やちょっとした会話ができること。
スス語を一言発すれば、現地の人とあっという間に仲良くなれます。公用語のフランス語よりも絶対に役に立ちますよ。